ほんとのらいふ

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英語力×専門スキルを武器に活躍する新井リオさんの『英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法』

みなさんは、英語で日記を書くことに挑戦したことはありますか?

 

昔から英語日記を続けているという人もいれば、過去に挑戦したものの挫折したという人も多いのではないでしょうか。私も挫折組の一員でしたが、この1年程は英語日記を続けることに成功しています。その理由は、ある1冊の本を読んだおかげです。

 

それが、今回ご紹介するこちらの本です。

 

英語日記BOY (著)新井リオ

 

英語日記BOY

 

著者である新井さんは、バンドのボーカリストでもあります。彼が大学生のとき、彼のバンドは憧れのアメリカのバンドと共演することになりました。終演後、彼はそのアメリカのミュージシャンたちに英語で話しかけてみたのですが、上手く英語が話せなくて悔しい思いをしました。

 

その1年後、彼はアメリカに行きました。そこで、現地人から親切を受けますが、そのことに対する感謝の気持ちを伝えようとするも自身の英語力不足から簡単な言葉でした気持ちを伝えることができませんでした。

そんな時、そのアメリカ人からなんだかかっこいいフレーズを言われました。そして、彼はそのフレーズをノートにメモし、「また同じような機会があったらこの表現を使おう」と心に決めました。

 

そして、彼は気づきました。

「いつか自分が言うであろう英語フレーズ」を、先回りして知っていなければならないんだ。

 

未来を予測することは不可能ですが、最低限「今日起きた出来事や感情」の中でまた同じ状況にあったときに言いたくなるものくらいは英語で話せるようにしておかないと…。

そうして、彼は『英語日記』で英語を勉強しはじめました。

 

通常、英語日記というと、いきなり英語で書きはじめますが、彼はまず日本語で書いていきます。そして、その日本語日記を要約して1文にし、その日本語のみを英語にしていきます。つまり、英語にするのは1文だけで良いということです!

これなら、「挑戦してみようかな」という気持ちにもなってきますよね。

 

日記を書いた後は「オンライン英会話」「LINE」「Siri」を駆使して、英語日記の英語の確認と定着をしていきます。この本の中では、英語日記の書き方や学習法は勿論のこと、Instagramを使ったモチベーションアップの方法なども詳しく紹介されています。

 

 

そして、この本では、身につけた英語をどう使うか?ということも書かれています。

 

英語学習者の中には「TOEICで高得点取りたいなぁ」「かっこよく英会話をしてみたいな」といった漠然とした目標で学習をしている人も少なくありません。

しかし、英語学習で一番大切なのは具体的な目標を持つことだと言われており、著者もそのことを強く語っています。

 

また、彼は「英語力」だけでは勝負ができない。「英語力」×「スキル」の掛け算が必要だとも語っています。

新井さん自身、バンドグッズ作成のためにグラフィックデザインを学んでいたのですが、そこからさらにスキルを磨き、「英語力」×「デザイン力」を掛け算して今ではグラフィックデザイナーとしても活躍されています。

 

そして、私が一番印象に残ったのがこの文です。

「英語」と「専門スキル」の同時習得は、少々時間がかかってでも挑戦する価値が十分にあります。今からおこなう1~2年の努力で、これから数十年続く人生が何倍にも生きやすくなります。

 

本当にその通りですよね。私自身も今は中途半端な英語力があるだけですので、「英語力」を鍛えながら、その他の「スキル」を見つけて同時に伸ばしていきたいと思いました。

 

この本で紹介されている『英語日記』での英語学習法は、気負うことなく気軽に始めることができます。また、英語日記での学習効果や著者本人の体験談、目標を叶えていく過程を知ることで刺激を受けて、「自分もやってみよう!」と英語日記を始める人が続出しています。私もその一人です。

 

「英語学習=海外留学や英会話スクール通い」だと思われがちですが、この本に書かれている学習法であれば家にいながらでも十分に学ぶことが可能です。

英語添削のためにオンライン英会話は活用していますが、それでも留学やスクール通いに比べたら、時間もコストも大幅に抑えることができます。

 

また、この本をきっかけに英語日記を書いている人たちも多く、SNSなどでは英語日記を投稿している人も数多くいます。そんな投稿者たちをフォローすることで英語学習仲間が増え、英語に対するモチベーションもさらに高まってくるはずです。

 

みなさんも是非、新井さんの英語日記学習法と彼の目標を実現するまでの道のりをチェックしてみてください。

 

基本を押さえて実践し応用する『しごとのきほん くらしのきほん 100』

情報過多の今、ネットやSNSを見れば、仕事術、自己啓発など様々な情報が溢れています。そんなキラキラした情報に影響されて実践を試みる人も多くいます。

 

ですが、このような○○術やその1つ1つの技法のようなものは数多く、どれだけ真似してもなかなか追いつきません。そして、実践を試みた人の中には「情報についていくだけで精一杯」「やっぱり無理」と思い、結果的に自己肯定感を下げてしまったという人も少なくはありません。

 

しかし、ここで1つ疑問があります。

 

○○術やその技法って本当に数多く存在しているのでしょうか?

 

これは私の意見ですが、○○術やその技法の型は既に決まり切っていて、それを様々な人があの手この手と言い方を変えて発信しているのではないかと思うのです。

 

こう書いてしまうと、○○術などを公開している人に文句を言っているのかという声も聞こえてきそうですが、決してそういう意味ではありません。発信者が違えば、受け手が変わります。発信方法が違えば、届き方が変わります。この繰り返しによって、仕事や生活に大切なことが広く伝わることは素晴らしいことだと思います。

 

だけど、○○術やその技法の「きほん」の型は決まっています。

 

では、その「きほん」を知れば、後は実践しながら自分なりに応用していくだけです。その「きほん」を学ぶのにおすすめなのがこちらの1冊です。

 

 

 しごとのきほん くらしのきほん 100 (著)松浦弥太郎

 

本でも演説でも、「しごと」に大切なこと、「くらし」に大切なことは別々に語られがちです。

 

 「私、仕事とプライベートはきっちり分けますので!」なんて言ってても、仕事で得たコミュニケーションスキルをプライベートに活用することもあるでしょうし、プライベートで得たひらめきや感動を仕事に活かすこともあるかと思います。

 

このように、なんだかんだ言っても仕事とプライベートは切っても切れない関係です。

だからこそ、仕事で大切なことはプライベートでも大切ですし、その逆も然りです。だからこそ、この本では「しごとのきほん」「くらしのきほん」が1冊にまとめられています。

 

 

この本には、左ページに「気づきの言葉」、右ページにその解説が書かれています。"解説"というと長々と小難しそうに思われるかもしれませんが、内容はシンプルで量もコンパクトなのでサッと読むことができます。

 

 

ここで、私が印象に残った「気づきの言葉」とその解説の一部をご紹介します。

 

"文句は後回し"

 

文句は言いたくなるものだし、理屈が通った正しい文句もあります。しかし、文句に問題を解決する力はありません。

 

私はこれを読んで、まさにその通りだと思いました。

というのも、先日、1つの資料を作らなければいけなくなったのですが、それは形式的なもので必要性があるのかは疑問があり、そして面倒なものでした。そのとき心の中でアレコレ文句を言ったのですが、それでその資料作りが進むわけでもありません。ただ、気持ちが落ちていくだけでした。結局、やらなきゃいけないものはやるしかないのです。

 

そして、資料作りを終えてしまえば、もう文句なんてありません。無事に終えてしまえばそれでいいのです。文句なんて言っても、相手と自分の気持ちを暗くしてしまうだけなので、文句を言いたくなったらこのことを思い出そうと思いました。

 

 

そして、もう1つ印象に残ったのがこちら。 

 

"つながりは点線にする"

 

友人関係はとても大切ですが、つねに意見が同じで、進む道も一緒でないと責められるようなつき合いでは、人間関係が重たくなります。ある時は一人で過ごし、ある時は一人で出かけ、ある時は違う選択をしても、仲良くできる。点線のような軽やかなつながりを続けたいものです。

 

まさしく、そうだと思います。

私は一人っ子ということもあり、小さい頃から一人で行動するのが苦ではない、というかそれも結構好きでした。しかし、中には"誰かと一緒に行動する"ことを基本にしている人もいます。特に女の子はその傾向が強いのかなと思います。だから、一人で行動する私は、本当に独りになることもありました。そして、今私の周りにいる友人の多くは、私同様、一人で行動することも好きな人たちです。

 

しかし、子どもが生まれると同時に1つの問題も生まれました。

それは「ママ友」です。

 

子どものためにも交友関係は広くしておいた方がいいのかな。

同じ習い事をしようと言われたときはどうしよう。

子どもの送り迎えの後の井戸端会議からは早々に退出したい。

 

などなど、色々考えましたが、なんだかんだで私は「時々参加する」「我慢せずにNoと言う」というやり方を通しています。だからといって無視されることもなければ、仲間外れ(気づいてないだけかも?)にされることもありません。

 

正直、もっとママ友と関わった方がいいのかなと悩んだ時期もありましたが、この点線のようなつながりが心地いいんです。この本を読んで、「これで良いいんだ」と自信を持てるようになりました。

 

 

このように、この本には「しごとのきほん」「くらしのきほん」が100個ずつ書かれており、ここではその中から1つずつご紹介させていただきました。

残り198個の「きほん」の中から、みなさんがコレだ!と思えるものに出会えるかもしれません。是非、確認してみてください。

 

 

読書スキルをあげたいなら『本は読んだらすぐアウトプットする!』がおすすめ

みなさんは本を読んで数日後に「あれ?この本にはどんなことが書いてあったかな」と、本の内容を思い出せないことはありませんか?

 

1冊の本を読むにはある程度の時間を要します。それが複数冊にもなると、膨大な時間を費やすことになります。折角の貴重な時間を読書に使ったのであれば、それを実りのあるものにしたいとは思いませんか。

 

そこで今回ご紹介したいのが、こちらの1冊です。

 

本は読んだらすぐアウトプットする!

「書く」「読む」「伝える」力がいっきにつく55の読書の技法

(著)斉藤孝

 

 

この本ではまず、以下のように書かれています。

 

本は読んだら人に伝える

 

なぜなら、読む(インプット)だけでは記憶に定着せず、どんどん忘れてしまうからです。しかし、人に伝える(アウトプット)という行動をすると…

 

本から知識を得る

得た知識を頭の中で整理する

どうすれば上手に伝わるかと考える

実際に人に伝える

 

このようなステップを踏むことになるので情報が整理され、より知識が定着します。そのためにも、本を読んだ時は「なるほどね」だけで終わらせずに、人に伝えることを意識して読むことが大切だと書かれています。周りに読書好きの友人がいれば、お互いに読んだ本を紹介し合ったりできて楽しいですよね。

 

でも、周りに読書友だちがいない場合はどうしたらいいのでしょうか。そんな時に使えるのがSNSです。今回ご紹介している本でもこのように書かれています。

 

ライブ配信する

 

これは、「本を買う」「読み始める」「読書の途中経過」「読了」という一連の流れをSNSで発信するというものです。Twitterでは既に多くの読書垢(垢=アカウント)の人たちがこれを実践しています。私もTwitterで読書垢を持っているのですが、ついつい読了後のみの投稿になりがちなので、この"ライブ配信"は意識して実行したいと思います。

 

そして、この本にはタイトル通り「書く」「読む」「伝える」の技法が55個紹介されています。

 

中でも、

・本の言葉を「会話や文章に引用する!」

・文脈理解力をつけて「上手に雑談する!」

 

この2つの章に書かれている合計9つの技法は、日常のコミュニケーションをより上手くするためにも実行しようと思いました。また、SNSやブログにも活かせる技法がありますので、是非チェックして欲しいと思います。

 

そして、私がこの本を読んで「コレだ!」と思ったのが、読書をすることで「孤独に強くなる」ということです。本にはこのようなことが書かれています。

 

本を読むのはある種「孤独な時間」

孤独に強く、読書を愛する人こそがたどり着ける幸福な場所がある

 

勿論、人との関りは大切なことです。だけど、「やることがない」「暇だ」「なんかさみしい」という気持ちからすぐ誰かに連絡を取ってそのスキマを埋める、ということの繰り返し…というのもなんだか違う気もします。

 

と言いながら、私もかつて10代後半~20代初めにかけては、"読書"という孤独感に耐えれず誰かと一緒に過ごすことを重視していました。その結果、楽しいこともありましたが、反対にむなしくなることもありました。

 

そして、20代前半の頃、私は"読書の楽しさ"に目覚めました。

 

本は私に、今まで知らなかったモノや世界を見せてくれました。物語の主人公は、私と同じ悩みを抱え、それを乗り越えていきました。偉人や著者は、私に新しい道を見せてくれました。そして、夢や勇気を与えてくれました。

 

もっと早く、"読書"の素晴らしさを知ることができていたら…

 

そんな後悔があるからこそ、今、「より多くの本を読みたい!」という気持ちがあるのかもしれません。また、自分の子どもに"読書"を好きになってもらいたいと思っています。

 

そして、そこから知識を得るだけでなく、「孤独」というか「ひとり」の時間も有意義に使って楽しめる人に育ってほしいと切に思います。

 

…と、最後はなんだか私の子どもへの想いを綴ってしまいましたが、今回ご紹介した『本は読んだらすぐアウトプットする!』は、これから読書をする人にはもちろんのこと、既に読書好きの人にもおすすめの1冊です。